cali≠gari@青森

もう10日以上経ってしまいましたが6月17日に行われたcali≠gari@青森Qurterライブについて書こうと思います。

 

私事ですがcali≠gariを知ってからもう早十年が経ちました。途中FCを抜けていた時期もありましたが、cali≠gariの音楽は聴き続けていて、大学時代所属していた軽音サークルではコピーバンドもやるくらい、かっこよくて大好きなバンドです。

ライブに行ったのは去年の憧憬ツアーが初めてで、結論から言えばどうしてもっと早くからライブに行かなかったんだ!!と後悔しました。

 

GOATBEDには行っていましたがcali≠gariは本当に1年振りで、開場してから開演するまでの約30分間は私が一番緊張しているんじゃないかってくらいどきどきそわそわして胃のあたりがきゅっとなっていました…はやくはじまれ…

 

ステージが暗転して青さんが静かに登場して、噂には聞いていたけど、ほんとにギターさえ持たないでそのままパーカッションを叩き出した。ギタリストがギターを持っていない状況に疑問を抱けないくらいかっこよかった。順にメンバーが登場して1曲目のゼロサムゲーム。曲がかっこいいのはCDで聴いてるから勿論わかってるつもりだったけど、ライブだとスピーカーの音圧とか、照明の使い方とか、一つ一つの要素が折り重なってより魅力的に演出されていました。

 

ライブが進むにつれてメンバーも勿論お客さんもどんどんヒートアップしていって、青さんの煽りに全力で応えるあの瞬間の一体感はすごい!青森は一番動員が少なかったらしいですが人が少ないなーって感じは全くしませんでした。まあ私にとっては青森がこのツアーの初日だったんですが笑

 

個人的にオーバーナイトハイキングという曲が私は少し苦手というか、可愛らしいきらきらしたシンセの音の裏側から暗い感情が滲み出てくる感覚があって怖いと思ってしまってあまり普段は聴かないんですが、生で聴くとそんな思いも払拭されました。とにかく綺麗。光も闇も何もかも綺麗。そう思わされました。

 

13の曲で一番ライブで楽しかったと思ったのはファニソンでした。青さんがまたパーカッションに徹して、お客さんもみんなノリノリ凄い中毒性のある曲でした。またファニソンで踊りたい!

 

三文情死→ゼリーのジャジーな流れから、コック ア ドゥードゥル→ファニソン→淫美→マッキーナで飛んで跳ねて踊り狂って、JAP ザ リパー→紅麗死異→一切を乱暴にで暴れ倒して、ここでまさかの破れた電報石井ボーカル!最初新曲かカバーかと思ったくらい気付かなかったけど、石井さんバージョンは凄く迫力があってただただ圧倒されました。この曲からコンビナートに続いて、さっきまでの盛り上がりとこの続いた2曲との対比が印象的でした。テンションの落差は激しいけどどちらの良さも際立ってたなあ。コンビナートのギターソロがかっこよくてずっと青さんの方を見てました。ギターのことは分からないから主観でしか話せないけど、かっこよくてでも何だか泣きそうになるような、そんな感覚でした。

 

落花は聴き入られると困るようなことを青さんが言ってたらしいのですが聴き入るなと言う方が無理だ…サビの石井さんのハイトーン最高です。この曲も哀しいくらい綺麗だなって印象でした。

 

最後はギラギラ→クソバカゴミゲロで再び暴れて終わり!1年振りのcali≠gariのライブは本当に楽しくて仕方がなくて、色んな趣向が凝らされていて見るたびどんどん好きになっちゃう。もう後戻りできないししたくもないです!

石井さんは本当に歌上手すぎてびっくりした…知ってたけど毎回驚かされる。あとベース弾いてる研次郎さんの指の動きは素人の理解の範疇超えてて意味が分からない…みたいな凡コメしかできません。青さんはギターだけじゃなくてパーカッションやったり踊ったり煽ったり、お客さんをのせる天才だなって改めて思いました。楽しそうにしてる青さん見るととても幸せな気持ちになる。

 

だらだらと長いこと書いてしまいましたが一言でまとめるとcali≠gari最高!って話です。ライブ行ったらすぐに次のライブに行きたくなります…札幌まで我慢できない…